調査報告にあるように、この種の部品の故障は一定の確率で発生する。そのため、一般的には、定期点検で、古くなったメモリカードは、未然に交換する予防保守が行なわれる。定期点検がしつかりと実施されていたかの検証が必要である。調査報告には、このことが記されていない。調査報告は、ネットワーク障害発生時に、自動で副ネットワークへと切り替えるシステム仕様の妥当性だけを議論していて、運用のやり方を規定するマニュアル等について言及していない。